効果1
夏の効果
人の暑さを感じる一番の原因である近赤外線。
「フミンコーティング」は、この近赤外線を70%以上 反射・吸収し、夏の暑さの原因になる太陽からの近赤外線をガラスで止めて、室内の温度上昇を防ぎます。
ガラスを投光器で照射してアルミ板の温度を測定しました
500Wの投光器で1分間、照射したところ、コーティングされているガラスと普通のガラスでは約13℃の温度差が確認されました。
コーティング剤が熱を吸収して、透過させていないことが分かります。
冷房されていない部屋で、普通ガラス窓とコーティングされている
ガラス窓の側近(ペリメーターゾーン)温度を測定しました【測定:8月】
効果2
冬の効果
一般的な住宅で、暖房時に窓ガラスから屋外へ放出(熱逃げ)する熱量は48%と言われています。
フミンコーティングすることで、冬は室内の暖房器具から発生する遠赤外線をガラスが吸収して、熱量ロスが低減でき室内の保温効果を高めます。
電気ヒーター(中赤外線)の放熱量を測定しました
普通のガラス窓にフミンコーティング済のガラスを内側から取り付けて
冬季における暖房温度の立上りと立下りを比較しました【測定:1月】
コーティングされた部屋の方が28℃の設定室温に早く(約25分)達して、空調機を停止してから、18℃まで室温が低下するのも遅く(約30分)なります。
コーティングされた部屋では設定温度(28℃)以上に室内の温度が上昇する(31℃)事からも、暖房能力にかなりの余力が生じます。
室内暖房の熱をコーティングガラスが吸熱する事で、ガラス表面の温度が低温にならないため、結露を抑制することができます
実験写真は、北向き、隣同士の窓です。
室内温度が15℃ 外気温0℃で施工済みのガラスはくもる程度で水滴がたれません。 この結露水は雑菌を繁殖させたりしますので、防菌効果にも優れています。
効果3
紫外線90%カット
健康被害抑止・内装品の退色・劣化抑制
A紫外線(UVA)
波長が長く、皮膚の奥の真皮層まで到達。じわじわと弾力繊維にダメージを与え、それがシワの原因になると考えられます。
B紫外線(UVB)
皮膚を光老化させシミやソバカスを作ると言われています。
いわゆる日焼けを起こすのは主にUVBの影響です
C紫外線(UVC)
波長が短く最も有害な紫外線ですが、オゾン層で吸収され、地表にはほとんど到達しません。
普通ガラスとフミンコーティングガラスの紫外線透過量を測定しました
●試験機器:UV LIGHT METER ●照射波長:290~390nm(UVA UVB)
効果4
紫外線90%カット
害虫飛来抑制
蛍光灯から発生する微量の紫外線もカット。
ガ、アブ、ハチ、カメムシなどの複眼昆虫は、蛍光灯の紫外線に集まる習性があるため、紫外線をカットすることで寄りにくくなります。
人と複眼昆虫の見えているものの違い
人は紫外線の波長が見えず可視光線の波長が見えていて、複眼昆虫は紫外線が見えていて可視光線の波長は見えていません。
効果5
傷つきにくく、長持ち!
遮熱フィルムのような張替が不要
■上段のフミンコーティングは、450時間(15年経過 相当)後でも、外観上の変化が目視では確認 できない。
■中段の他社コーティングは、180時間(6年経過相当)時点でうっすらと白濁が始まり、時間経過と共に白濁が進行している。
■下段の他社遮熱フィルムは、30時間(1年経過相当)時点より黄濁が始まり、180時間(6年経過相当)を超えてからは、フィルムの表層剥離が確認された。
●試験機器:岩崎電気株式会社 SUPER UV TESTER(SUV-W131)
●試験方法:JTM G 01 ●照射波長:300~400nm ●連続放射照度:100mW/cm2